ジレンマの角

ジレンマの角

志人xDJ DOLBEE

Information

■ アーティスト名
志人x DJ DOLBEE

■ フォーマット
12inch Vinyl

■ レーベル
TempleATS records

■ 発売日
2010年6月15日

■ 収録曲:

〜Horns of a Dilemma side~

1.明晰夢~ Lucid Dream~

2.ジレンマの角 ~Horns of a Dilemma ~

3.ジレンマの角 inst  ~Horns of a Dilemma inst ~

〜Here Now side〜

1.今此処 〜Here Now~

2.夢境 〜Mukyo~

3.ハルシオン ~Halcion~

2010年 TempleATS企画
「アナログレコードよ永遠に回れ
〜失われて行くメディアに焦点を当てたTempleATS 企画第三弾: 国内生産編〜 」

制作協力会社:国内随一のレコードプレス会社 ”東洋化成”

「明晰夢~Lucid Dream〜」志人×DJ DOLBEE のCDアルバムからの先行アナログカット
「ジレンマの角 EP 〜Horns of a Dilemma EP〜」12インチアナログレコードの登場!

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収録曲Review

「ジレンマの角 〜Horns of a Dilemma 〜」作詞:志人 作曲:DJ DOLBEE

ここにまた新たな"脳で読む文学音楽"が完成した。
志人自身の悪夢の様な実体験から生まれた「ジレンマの角」は強烈でいて圧巻の一言。Heaven`s恋文から更に深化し卓越した志人のフローは最早映画を見ているかの様なスリルと臨場感を与える。
国家権力に囚われの身となった主人公(思想犯)の逮捕の瞬間から死刑執行に至るまでの複雑に入り組んだ心情を描く前代未聞の超危険な問題作。
ジレンマの角では志人は、囚人、医者、警察官、裁判官、看守、死刑執行人、ガーゴイルなどに扮し一人7役に挑戦。現在世界で問題視されている死刑制度と照らし合わせてみても非常に興味深い内容となっている。国家権力とは何か? アナーキーとは何か? 野蛮思想に犯されているのはどちらなのか?人殺しはどちらか? 互い意見を相容れない相互不可侵への介入が招いた人格否定の悲劇。 屠殺場と化した刑務所内で主人公は生き延びることは出来るのか?発禁覚悟で挑んだ実験的音像は最早オリジナルパンクの根底の精神を現代に注ぎ込むかの様である。DJ DOLBEEによるPOPさゼロのドアングラトラックに志人のRAPがぶち切れたとくればもう本作品のヤバさは伝わって来るのではなかろうか?コアなunderground hip hop headzも唸らせるMasterPieceに仕上がっている。こちらは脳で観る映画と言っても過言ではないだろう。
ジレンマの角は良夢ではなく確実に「悪夢」です。 人の心に不思議に作用する危険な作品です。うなされない様に気を付けよう!
表の絵画はお子様の目の届かない所に置いた方が良いかも知れない。

ジレンマの角とは...
※2つの選択肢がともに受け入れ難いことを比喩的に表現して「ジレンマの角(つの)」と言うことがある(角は2つで、とがっていて不愉快なことから)。

ライター: アナーキーアナライザー
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「今此処〜Here Now〜」作詞:志人 作曲:DJ DOLBEE

昨年、岡田昭憲氏(V.T.R)をはじめとする名古屋のクリエーター達と見事に映像化された「今此処〜Here Now〜」では、
志人が志虫と名前を代え「無私・無死・虫」の世界に挑んだ超大作。クジラやネズミ、カメムシ、ナメクジや蝶、ネムノキや名月、朱雀、孔雀、カマドウマ、モグラ、蟻、カナリア、ハチドリ、ショウジョウバエなどに扮し、「今、此処」という永遠の時間軸を「無私」の世界観で見事に描く。脳で読む絵本の様な内容。

”この変拍子のBeatをしっかりと乗りこなし物語を紡げるラッパーは志人以外で見当たらない。” by DJ DOLBEE

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「夢境〜Mukyo〜」作詞:志人 作曲:DJ DOLBEE

「夢境」では、志人はショーウィンドー越しのマネキンに扮して、客観的に人間世界を皮肉りながらも命の崇高さと素晴らしさを説く。「皆が違って皆が良い」そんな違いを認め合うかけがえのない命達を志人は”誇らしい友達”と説く。

本作品(夢境)は、NHK企画 「five 〜夢の波紋〜」にて岡田昭憲氏(V.T.R)によりアニメーション化され今夏オンエア予定! NHK側から禁止用語指定されたワードもきちんと収録されたオリジナルバージョンを収録。

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ジャケットの絵画は問答無用、国を越えて芸術家達から評価を集める画家、戸田真樹氏の作品。
いい知れぬ念が込められた本絵画はトラウマ級のジャケットの為にお取り扱いは十分にご注意下さいませ。

あなたの脳内読解力は如何程か? by sibitt